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SONYリモコンRMT-B015Jの特徴
SONYのブルーレイディスクレコーダーやテレビなどに標準で付属しているリモコンRMT-B015J。シンプルなボタン配置が特徴ですが、使用しているとボタンを押しても反応しなくなることがあります。そんなときのSONYリモコンRMT-B015Jの修理方法を解説します。
SONYリモコンRMT-B015Jが反応しなくなる原因
SONYリモコンRMT-B015Jが反応しなくなる原因は以下のようなものが考えられます。
・ボタンの接触不良 長期使用により内部の接点が摩耗、汚れて接触が悪くなることがあります。ボタンを押しても信号が伝わらなくなります。
・電池の劣化 電池が古くなると電圧が不安定になり、ボタン入力がうまく認識されなくなります。新しい電池に交換する必要があります。
・静電気の影響 テレビ周辺に静電気がたまっていると、リモコンの信号を乱すことがあります。リセットボタンを押すなど操作して静電気を除去する必要があります。
・電子部品の不具合 内部のICチップなどが劣化や破損している可能性があります。電子部品の交換が必要になる場合があります。
・送信部の不具合 リモコンの赤外線LED送信部が壊れている可能性があります。部品の交換が必要です。
このように、原因は様々ですが、特定し対策することでリモコンは再び正常に動作するはずです。
SONYリモコンRMT-B015Jの分解方法
反応しなくなったSONYリモコンRMT-B015Jを修理するには、まず筐体を分解する必要があります。分解の手順は以下の通りです。
- 電池カバーを外す
- ネジを外して上下のカバーを分離する
- 配線を確認する
分解する際には静電気防止の対策をし、小さな部品やネジを紛失しないように注意が必要です。作業スペースを確保し、整理整頓しながら作業を進めましょう。分解した部品の配置をメモしておくと、後の組み立てがスムーズです。
電池カバーを外してネジを外します。
配線が切れてしまっていました。
SONYリモコンRMT-B015Jの部品交換方法
SONYリモコンRMT-B015Jを分解したら、問題の原因と思われる部品の交換を行います。主な部品交換方法は以下の通りです。
- ボタンの接点シートを新品と交換する。接触不良の可能性がある。
- 電池接点をきれいに清掃する。 oxide膜を取り除き新品同様の接触を回復させる。
- 基板上のスイッチやICを新品と交換する。劣化や破損の可能性を排除する。
- 赤外線LEDを新品と交換する。送信不良の原因となりうる。
交換部品はSONY正規の交換用部品を使うのがベストですが、互換品を利用することもできます。
部品交換後は組み立て、動作確認を行い、ボタン入力が正常に機器に伝わることを確認します。
今回はヤフオクで互換品を交換します。
切れた配線を外して新しい配線に付け替えます。
SONYリモコンRMT-B015Jの組み立て方法
部品交換を終えたら、次はリモコンの組み立てです。分解時の逆手順で確実に組み立てましょう。
ネジは締めすぎないように注意し、配線が傾いていないか確認します。
組み立て後は必ず動作確認を行い、ボタン入力が正常に機器に伝わることを確認しましょう。
以上でSONYリモコンRMT-B015Jの修理は完了です。死んだと思っていたリモコンが蘇る瞬間です。
分解から部品交換、組み立てまでの一連の作業を慎重に行えば、故障したリモコンを自分の手で修理することができます。
まとめ
今回は、SONYのリモコンRMT-B015Jが反応しなくなった場合の修理方法を解説しました。
原因はボタンの接触不良や電池の劣化、静電気などですが、リモコンを分解してトラブルの部品を交換すれば、再び正常に動作するようになります。
分解する際は作業スペースを確保し、部品の配置をメモするなど注意が必要です。交換部品にはSONY正規部品がおすすめです。
部品交換後は組み立て時も慎重に行い、動作確認を忘れずに行いましょう。
リモコンの修理には技術と注意力が求められますが、記事のステップに沿って作業すれば、故障したRMT-B015Jを自力で修理することが可能です。
修理することでリモコンの寿命を伸ばし、資源の無駄遣いを防ぐことができるでしょう。
以上、SONYリモコンRMT-B015Jの修理方法を解説しました。役に立つ情報となれば幸いです。
代替えリモコン RMT-B015N