NSR250Rの概要と人気の理由
NSR250Rは1980年代後半から1990年代にかけて、軽快なハンドリングと高回転型エンジンが人気を博した国産スポーツバイクです。2ストロークエンジンを搭載するNSR250Rは、当時のレーサーレプリカブームを牽引する存在でした。
NSR250Rのシリンダーを開けてみた
私が所有しているNSR250Rのシリンダーは、走行中に焼き付きが発生した為、実際に開けて中を確認してみることにしました。長年の使用で内部はかなり摩耗している可能性が高いです。
シリンダー内部を確認したところ、所々に傷やメッキの剥がれが見受けられました。このままでは再度焼き付きが発生する可能性が大きいため、専門業者による再メッキが必要不可欠です。新しいメッキを施すことで、シリンダーを保護し、エンジンの寿命を伸ばすことができます。定期的なメンテナンスが大切です。
再メッキでシリンダーを蘇生できるか?
バイクのシリンダー再メッキを得意とするメーカーは限られています。 中でも有名なのが、井上ボーリングさんです。同社のICBMという再メッキ技術は、摩耗の少ない理想的なシリンダー作成が可能とのこと。
もう一社、T2Racingさんも再メッキサービスを提供しています。 バイクのシリンダー再メッキに定評のある2社をご紹介しました。
まとめ
この記事では、走行中に焼き付きが起きたNSR250Rのシリンダー内部を確認しました。シリンダーを分解すると、ピストンの動く部分に焼き付きと摩耗の跡があることが判明しました。長時間の使用でオイルが焼付き、シリンダーが摩耗したためと考えられます。2ストローク車では焼き付きに注意が必要です。定期的なシリンダーチェックと再メッキがあってこそ、乗り続けることができるのです。